データは語る。世界遺産の修復プロセスと車のレストアに共通するものとは。
Text/Pitucre: MURO Staff
先日、燃えてしまったノートルダム大聖堂。ゴシック建築の中で、もっとも有名な建物の一つと言えると思います。
大聖堂、教会というだけではなく、パリのシンボル、そして世界でも有名なパイプオルガンを有するコンサートホールとしても名を馳せる建築物でした。
この大聖堂の修復に、大きな貢献をしそうなのがレーザースキャンされたデータがあるという事です。
私たちの仕事も非常に似た部分が多く、ボディラインは修理やレストアで大きく変わっているモデルが少なくありません。
自動車を構成する部品でも、同様です。
欠品部品があります、直せません、というのは出来るだけ避けたいと思っています。破損した部品、損傷した部品を必ずお手元に残しておいてください。
比較的新しい部品ですが、フェラーリのエアコンシステムの部品です。アッセンブリーでも欠品しており、現在MUROの3Dラボにて鋭意、開発中です。
強度はどうすればいいか、素材はどうするか?
一つ一つ、お客様のご依頼を着実に進めております。