3D機材・マテリアル

3Dプリンタ・スキャニング

3Dプリンタ「ストラタシスF370」は、パワフルなFDM テクノロジーと、デザインからプリントをサポートするGrabCADソフトウェアを融合し、多機能でインテリジェントなソリューションを実現。コンセプトモデル、デザイン検証、機能テストのための、とても正確で確実なプロトタイプを作製します。複数のユーザーでプロジェクトを共有することもできます。社内に専門の技術者がいなくても、すべての操作はスムーズかつ容易に行うことができます。

モデル樹脂材料

ストラタシスF370 は、素早く低価格に作製できるコンセプトモデルから耐久性の高いパーツまで、あらゆるプリントを可能にします。モデル材は、PLA、ABS-M30、ASA、PC-ABS の4 つのモデル材の選択ができます。2017年に、生産が終了した車種のスペアパーツ製造に3Dプリント技術を活用する新たなプロジェクトに着手。同年8月に欧州、国内を中心に高い人気を得ている、3Dプリンタ「ストラタシスF370」を導入。生産が終了し、部品在庫の無い旧車の場合、従来の製造プロセスを用いたスペアパーツ製造はほぼ不可能に近いため、この問題に対処すべくリバースエンジニアリング技術で3Dスキャンや3Dプリンタを用いた単品(または小ロット)部品の製造・販売の実用化プロジェクトを展開。

3Dデータ作成

デザイン

自動車部品から、家電・コンシューマ商品、玩具など、幅広い分野に対応しております。 手書きのポンチ絵や、2次元の意匠図から、デザインサーフェスを作成することもでき、最終的に3Dプリンタの出力に適したデザインデータをご提供します。

モデリング

3Dプリンタの特性や後工程など、ものづくりを熟知したCADエンジニア。2次元図面やポンチ絵からのモデリングだけでなく、分割・一体化などの造形方案や、2次処理に合わせた寸法調整、加工シロの付加、検査用図面作成など、幅広く対応します。

リバースエンジニアリング

高精度3 次元スキャナーを使用し、現物を点群計測し、3Dデータ化します。それをもとにCADで形状や寸法を変更したデータを作成し、解析の比較を行ったり、試作を製作し現物との比較実験を行うことも可能です。

粉末造形

熱可塑材料のため強度が高く、各種試験に耐える実験モデルが製作可能です。風洞実験やベンチテストなど、より耐久性が問われる試験で使用されています。

光造形

寸法精度・表面の仕上げ性に優れ、真空注型、鋳造マスターモデルに使用されるほか、 高靭性材料による組付け確認モデル、透明樹脂による流体可視化、高耐熱材料など幅広い用途で活躍します。

表面処理

光沢性・植毛などの各種塗装から、印刷、メッキ、アルミ蒸着、銀鏡塗装、表皮貼り、縫製などあらゆる工法に対応いたします。デザインモックから展示会用のショーモデルまで幅広く手掛けます。

3Dプリント

インクジェット方式の微細造形対応機で、アクリル材料を紫外線で硬化させます。薄肉や微細孔などの再現性に優れ、滑らかな表面と細かいディテールが再現可能です。

3D測定

レーザー非接触式、プローブ接触式の両方に対応する三次元測定機を2 台保有しております。図面の公差指定に基づいた寸法検査や、基準からの相対位置確認、三次元曲面のカラーマップ比較も可能です。他に、ノギス、マイクロメーター、ブロックゲージ、面粗さ計など標準的な測定機器を網羅し、測定結果をフィードバックすることで、安定した品質を維持しています。